中古ドメインのメリット・デメリット

 

ホームページを作成する際、必ず必要になるドメイン。

多くの場合好きなドメインを新規で取得するのが一般的です。

しかし以前まで誰かに使用されていた中古のドメインを取得することもできることをご存知でしょうか。

このような中古ドメインは新規で取得するよりも高額で取引されています。

中には500,000万円ほどで取引されるドメインもあるのですが、それはなぜでしょうか。

中古ドメインを取得することのメリット

中古のドメインを使用することで以下のような恩恵を受けることが出来ます。

• もともとページランクが高いドメインでホームページを運用できる
• もともと多くのサイトからリンクされたドメインでホームページを運用できる

新規に取得するドメインはGoogleからの信頼がゼロの状態ですが、

過去に何年も使用されていたドメインはGoogleからある程度の信頼があります。

その評価を引き継いで新たなホームページを作成することで、SEOの効果が期待できる可能性があるのです。

※あくまでドメインの評価と被リンクの数だけで比べた場合のお話です。

中古ドメインを取得することのデメリット

しかしそれにも勝るデメリットもあります。

それは過去のサイトでスパム行為などを行いGoogleにペナルティーを受けているドメインも多いことです。

良い評価が引き継がれるのであれば当然ですが悪い評価も引き継がれます。

運悪くペナルティーを受けたドメインを購入してしまった場合は、

高額で取引したにも関わらず検索結果に全く出てこない・・・ということが十分にあり得るのです。

さらに、過去の評価はいずれ必ずリセットされます。

これは検索ユーザーのことを考えると当たり前のことで、

ドメインの評価が高いという理由だけで中身の無いサイトを評価し続けるわけがありません。

上記の理由から、一般の中小企業・個人事業主様は中古ドメインを使用することをお勧めしていません。