思わず口コミしたくなる時
人が口コミしたくなる時は大きく分けて以下3つの状況です。
- 批判したい時
- 本気で感動した時
- 自分にとって利益(メリット)がある時
批判したい時
日本人は批判するのが大好きです。
少しでもつつける所を見つけては批判します。
普通、ビジネスにおいて批判されるのはできるだけ避けたい事ですが、
これを逆に活用してしまおうというのがアンチマーケティングや炎上マーケティングと言われたりします。
批判されるような事を意図的にし、集客効果を得ようというものです。
それほど批判したい人が多いということですよね。
本気で感動した時
人は心の底から感動する出来事を他人に共感してほしいという習性があります。
私も以前思い当たる経験がありました。
それはお客様からいただいた1通のメールです。
そのメールは全て読み終えるのに5分程度かかるほどの長文で、私への感謝が綴られていました。
過去に1,300名以上のお客様のブログカスタマイズを担当させていただき、
その中で500名のお客様からご感想をいただきましたが、これほど感動したことは後にも先にもありません。
冗談抜きで涙が出てきました。
本当にこの仕事をしていてよかったと心の底から感動したのです。
そんな私が涙を拭って次にとった行動・・・。
それは隣の部屋にいた奥さんを呼んで、メールを読んでもらうことでした。
自慢したかったのです。
「こんなメールをいただいたんだぞ!」と。
人は本気で感動した瞬間、誰かにこの感動を伝えたいという気持ちが湧き、口コミします。
自分にとって利益(メリット)がある時
口コミすることで金銭的なメリット、お金以外のメリットがある時にも口コミします。
忘れがちなのがお金以外のメリットです。
例えばFacebookのタイムラインに流れるディナー(料理)の写真は、高級料理やおしゃれな料理ばかり。
吉野家の牛丼をアップする人を見たことがありません。
「美味しい料理を友達に紹介したい」のではなく、「美味しい料理を食べている私って凄いでしょ!」という、
自分を他人に良く見せたいという欲望の仕業です。
この心理もビジネスで大いに活用できます。