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2015-07-29

ネット集客についてあらためて考えてみたら何か気付きが得られるかもよ【前編】

 

もしあなたがネット集客でお困りなのであれば、是非このブログをご覧下さい。インターネットが無かった頃の集客法とインターネットでの集客法をあらためて比較してみることによって、何かしらの気付きを得ていただけるかと思います。

インターネットが無かった頃(以後リアルネット)は主に以下のような手法で集客していました。

  • セールスマン(営業マン)
  • テレビCM
  • ラジオ
  • 雑誌やチラシなどの広告
  • 口コミ

口コミだけは唯一お金がかからないのですが、そもそも口コミだけで成り立つ商売なんてこの世にありません。どんなに口コミで広がる繁盛店でも必ずどこかにお金をかけて広告しています。小さな会社がテレビCMを出すということは考え難いのですが、飛び込み営業してみたり、雑誌やチラシで広告したことがある方は多いのではないでしょうか。

リアルネットの集客は売り込むしかなかった

このような手法の集客を一言で言えば売り込みです。知識を自分で得ることができない見込み客に対して、知識が豊富な企業側が売り込みに行きます。見込み客の立場で考えると、売り込まれているということになります。

しかしある意味では消費者にとって売り込まれることが必要だった時代だとも言えます。インターネットが無いということは、検索という概念がありません。(今となっては考えられないですよね・・)自らの意思で検索できなかった時代に、例えば車を購入したいと思ったとします。消費者には車に関する知識がありませんので、車屋さんの営業マンから得られる知識をほぼ100%鵜呑みにしなければならなかった。それ以外に情報を得る手段がなかったのです。そのため、営業マンの存在はある意味では大変重宝されたのではないでしょうか。

雑誌の広告やチラシだってそうです。消費者にっとて、どこのお店に何が売っていて、あそこよりもいくら安いという情報を手に入れるには広告やチラシが必要だったのです。インターネットが無かった頃は、ある程度売り込まれることが必要だったんですね。だから売り込め!1件でも多く訪問しろ!足で稼げ!で良かったのですが・・・。

インターネットで売り込んでも売れない

インターネットの出現と浸透よって消費者が情報を得る方法が全く変わってしまいました。リアルネットの頃はほぼ100%受け身でたまたま入ってきた情報の中から選択するしかなかったのですが、インターネットは自分が本当に知りたい事を自らの意思で検索することができるのです。車が欲しいと思ったのであればパソコンやスマホで検索すれば簡単に比較検討できますし、必要な知識を得ることができる。わざわざ自社の車をセールスしてくる営業マンに売り込まれに行く必要がないわけです。

未だに飛び込みの営業をしている会社があります。私にとって飛び込み営業ほど効率が悪く多くの人の時間を奪い不快な思いをさせるものはなく、近い将来ほぼ完全に淘汰されていくと確信しています。なぜなら近い将来、消費者は自分が知りたいことは自分で知るスキルを全員が身につけるからです。確かに今現在はまだまだインターネットを上手く活用できていない人や、「そんなもの必要ない!」と、せっかくのチャンスを遮断してしまっているような人もいます。しかしこれからはインターネットは水道やガスと同じか、それ以上に私達の生活にとって当たり前に活用するものになっていきます。

必要な情報を自らの意思で手に入れる事ができる。欲しい物があれば簡単に比較検討することができる。そんな時代に赤の他人にいきなり売り込まれたいと思うひとが、はたしてどれくらいいるでしょうか・・・。私は皆無だと思っています。

では、私達のような小さな会社がインターネット集客で行うこととは一体何なのか。ホームページやブログでどのような情報発信をしていくべきなのか。後編でお話させていただきます。

ネット集客についてあらためて考えてみたら何か気付きが得られるかもよ【後編】

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