2015-03-24

YouTubeのメリット・デメリット

ホームページやブログで動画を活用する方が大変増えてきましたね。そこで問題になってくるのがサーバーの容量です。レンタルサーバーには容量制限があるため、アップロードできる動画に限りがあります。例えば高画質ビデオカメラで撮影した10分程度の動画の場合、その容量は約1GBほど。ディスク容量が100GBのレンタルサーバーの場合、100本の動画で一杯になってしまいます。

さらに動画をサーバーにアップロードしてWEBサイトに設置する作業は少し難しく、ある程度のWEBサイト制作知識をお持ちの方でないと現実的ではありません。

YouTubeのことを動画専用の大容量レンタルサーバーと考えてみる

私のブログでは動画を多用していますが、全てYouTubeへアップしたものを設置しています。動画のデータは全てYouTubeのサーバーへ置かせてもらっていることになります。おそらくあなたはYouTubeのことをサーバーとして考えたことはないと思いますが、YouTubeに動画をアップロードして自社WEBサイトへ貼り付けるという事は、結果的に無料で大容量の動画専用レンタルサーバーを借りているようなものなのです。

しかしただのレンタルサーバーではありません。YouTubeという1つの世界がそこにはあるのです。その中では他人の動画を自由に閲覧でき、さらにコミュニケーションすることもできたりします。

他者と共存しなければならない場所には必ずルールが存在する

日本で生きていくためには日本の法律を守らなければいけないように、YouTubeという世界で生きていくためには、YouTubeのルールを守らなければなりません。無料で動画データを置かせてもらう変わりに、ルールを厳守すること。

例えば利用規約で禁止されている行為を行った場合、弁明の余地を与えられません。即アカウントが停止になり、これまでアップロードした動画も全て削除されます。このようなリスクがあることは忘れてはいけません。もっとも、あなたは禁止行為なんて絶対にしないと思いますが・・・。

それにしてもYouTubeのメリットは大きい

無料で使用させてもらう以上、動画やアカウントの削除リスクはあります。しかしそれをはるかに上回るメリットがたくさんあるのがYouTube。

完全無料で容量無制限に動画をアップロードできる
WEBサイト制作の知識がなくても動画を簡単にサイトへ設置できる
YouTube経由で自社サイトへ誘導できる

ビジネス用途で使用する場合、大きく上記3つのメリットがあるかと思います。

完全無料で容量無制限に動画をアップロードできる

私の場合は動画の容量を少しでも軽くするため、動画をアップロードする前にデータを圧縮するなどの簡単な編集を行っています。参照：動画キャプチャ・動画編集ソフト　私が使ってるのはカムタジアスタジオ

それにしても1つの動画の容量はだいたい100MB程度にはなります。2015年3月現在、私がYouTubeにアップロードしている動画は300本を超えるため、単純に計算しても合計30GB程度の動画を無料で置かせてもらっていることになります。もし仮にディスク容量が30GBのレンタルサーバーを借りたとしたら、毎月500～1,000円程度の月額利用料がかかると思います。これが全て無料で使用できるわけですから、メリットと言わざるを得ませんね。

WEBサイト制作の知識がなくても動画を簡単にサイトへ設置できる

レンタルサーバーに動画をアップロードし自社サイトへ設置するという作業、実は結構難しいんです。WEBサイト制作の知識（HTMLやCSS等）をお持ちでない方には現実的ではありません。しかしYouTubeの場合は動画をアップロードした瞬間に、WEBサイトへ動画を貼り付けるための設置コードを自動生成してくれます。あなたはそのコードをコピーして、動画を設置したい場所に貼り付けるだけでOK。特に知識がない初心者の方でも簡単作業で動画を貼り付けることができます。