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2015-08-17

1回の投稿が10,000人に届く人と10人にしか届かない人の発信する情報の違い

 

集客ブログを運営していると、ブログには大きく2つのタイプがあるということに気付く時がきます。自分が運営しているのはどちらのタイプのブログなのかを明確にし、今後の情報発信に役立てましょう。

タイプA:1回の投稿が無条件で10,000人に見られるタイプのブログ

このタイプは芸能人やスポーツ選手などの有名人・著名人が運営するブログに多く、ブログの書き手がブログ以外のメディア(テレビ・ラジオ・雑誌等)ですでに認知されている(多くのファンが付いている)ため、このタイプのブログに集まる読者は書き手を見るために集まってきます。別の言い方をすれば「〇〇さんが書いているブログだから見に行こう」という状態です。

すでにブランディングに成功しているため、1つの発言にもの凄い影響力を持ちます。今日ブログを書いて投稿すれば無条件に10,000人に読まれることとなり、ブログの内容がどうこうというよりは誰が書いているかがとても重要な意味を持ちます。ファンを作ってファンのために書いている、最高の状態と言えます。

タイプB:1回の投稿が10人にしか見られないタイプのブログ

私を含め多くの中小企業・個人事業主が運営するブログがこちらに属します。ブログの書き手自身には一切認知度がなく、このタイプのブログに集まる読者は有益な情報を得るために集まってきます。誰が書いているかよりも何が書かれているかのほうが重要なのです。

このタイプのブログに集まる読者は必ず検索経由で来ます。自分の悩みを解決するために検索エンジンでキーワードを入力し、表示されたサイトの一覧からたまたま飛んできたにすぎないわけです。よく考えてみれば全く知らない赤の他人が書いているブログにアクセスする理由って、面白いか役に立つかエロいかしかありません。だからこそこのタイプのブログは有益な情報を提供していなければ絶対にアクセスは集まりません。

下手なことを言って少しずつタイプAに移行していく

こちらのタイプに属するブログを運営している場合は、ブログのターゲットとしている読者に対して有益な情報発信を続けていくことは大前提とした上で、少しずつタイプBのようにファンを作ってファンのために書いていかなければビジネスは拡大していきません。1人でも多くのファンを作るための情報発信に心がけてみてください。

そのためにこれから重要になってくるのが、下手なことを言うことだと思っています。タイプAに属するブログは不特定多数の10,000人に読まれることを前提に文章を書いていくため、どうしても無難にまとめてしまいます。炎上は怖いですからね。ちょっとでも下手なことを言えば叩かれるこの時代にあえて自分にとってリスクになる記事を投稿する理由もありません。

しかし私達も同じように無難に無難にまとめた記事を書くのは間違っています。炎上を怖がる必要はありません。そもそも10人にしか見られないのですからちょっとのことで炎上するわけがないのです。こういった立ち位置である程度自由な情報発信ができるからこそ、ファンを獲得していけるのではないでしょうか。例えば業界内ではこれ以上無料で公開している人はいないよねっていう情報を公開してしまうとか。業界の裏話をしてしまうとか。ただ知らないだけの人からぼったくるような商売はとっくに時代遅れですので、情報を隠しておくことで得られるメリットよりも、公開してしまうことで得られるメリットのほうが多くなってきています。

これは決してアンチマーケティングをお勧めしているわけではありません。ブログでファンを作るために他が言わないことを積極的に言ってしまおうというご提案です。あなたが言わなくてもいずれ他が絶対に言いますよ。

続けてご覧下さい。提供の気持ちがなければネットで集客することはできない

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