小さな会社のネット集客2015【前編】 ネットこそ「選ばれる理由」が必要
2015年。
小さな会社のネット集客はどうあるべきかを真剣に考えてみたいと思います。
これを考えていく上で、そもそもなぜあなたはネット集客の必要性を感じているのでしょうか。
それはあなたのお客様がネットで検索するということを分かっているからです。
ネットで検索されない業種の方はそもそもネット集客に興味がないはずですよね。
例えば、コンビニやガソリンスタンド。
コンビニに行く前にわざわざネットで検索して来店する人はまずいないと思います。
なぜなら、そこにはリスクが無いから。
コンビニで購入する缶コーヒーやパンは、どこで買っても一緒です。
ガソリンだってどこで入れても大差ありません。
しかし現にあなたはネット集客を必要としている。
ということは、あなたの商品やサービスを購入するお客様にはなにかしらのリスクがあるのです。
リスクがあるお客様は、まず間違いなくインターネットで比較検討します。
- 高額な商品を購入する場合
- 絶対に失敗したくない場合
これらの理由で他社とネット上で比較されたときに、私達はどこで差別化するべきでしょうか。
多くの方が真っ先に価格を下げることを考えます。
しかしこれは現実的ではありません。
なぜなら、大企業に価格競争で勝てるわけがありませんし、
小さな会社こそ薄利多売のビジネスをすべきではないからです。
それなら品質?
確かに商品やサービスの質を高める努力は必要ですが、
ネットで検索しているお客様からすればそれこそどんぐりの背比べに過ぎません。
よく分からないのです。
商品の質には誰しも自信を持っていますし、ライバルよりも良い商品をと躍起になっていますが、
それはあくまで専門家たちの自己満足に過ぎないということが多々あります。
小さな会社がネットでしなければいけないことは、「あなたから買いたい」と言わせることです。
価格とか商品の質はさておき、あなたから買いたいんですと言って頂ける人を集める仕組み作り。
これこそが2015年のネット集客の鍵になってくるでしょう。
では、「あなたから買いたい」と言ってももらうためには具体的に何をしなければいけないか。
これについては後編でお話したいと思います。