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2015-10-30

ランディングページ+Facebook+口コミを使った最近流行りのWEB集客

 

ランディングページにアクセスを集める方法として、これまではPPC広告で検索ユーザーを直接集めるのが主流でした。見込み客が検索しそうなキーワードに対して入札し、実際に検索されたときに広告を表示。そしてクリックしてもらうという流れです。しかし最近では少し変わった新たな流れが出てきましたのでご紹介したいと思います。

いきなりランディングページに飛ばさない

その新たな流れとは、FacebookやTwitterなどのSNSと口コミサイトを活用してランディングページにアクセスを集めるというやり方なのですが、これがまた巧妙なんです。どうやるか。まずはその流れをザックリと見てみましょう。

  1. 売りたい商品のランディングページを作る
  2. FacebookやTwitterに広告を出す(または「いいね」が付きやすい記事をかく)
  3. クリックされた際にYahoo知恵袋にそっくりなサイトに飛ばす
  4. そこでお勧めされている商品のように見せ、ランディングページへ誘導
  5. ランディングページでの制約率がUP

というものです。3がミソです。

例えばダイエットに関するサプリメントを販売したいとしましょう。これまでは広告をクリックされた際に飛ばす先のページはランディングページ(商品を売り込むためのページ)でした。しかしこの新たな方法では、広告(またはブログ記事など)をクリックさせた際に飛ばす先のページがいきなりランディングページではなくYahoo知恵袋にそっくりなサイトなんです。レイアウトや配色まで瓜二つ。よ~く見ないとどちらが本物のYahoo知恵袋か分かりません。

そのサイトではダイエットに関して悩んでいる質問者に対して、過去に同じようにダイエットで悩んでいたけど〇〇というサプリに出合って痩せることができたよ!っていう回答者が丁寧に質問に答えています。そしてベストアンサーに選ばれています。その他の回答でもまったく同じサプリをお勧めしていたり、中には誹謗中傷のような回答もあったりしてベストアンサーの”さくら感”が上手い具合に消されています。

お気付きだとは思いますが、この偽Yahoo知恵袋は完全に自作自演。質問者も回答者も誹謗中傷する人も全て同一人物です。

ベストアンサーの回答の中には必ずリンク(URL)が貼られており、そのリンクをクリックするとサプリの販売ページ(ランディングページ)へ飛ばされるわけですが、販売ページにアクセスしたユーザーはこの時すでにサプリのことをすっかり信用してしまっているのが面白いことろです。要は、消費者は他人の意見を聞きたがるし、誰かにお勧めされた商品に弱いってことですね。

消費者目線でお話しすると、偽知恵袋にはご注意くださいってことになるのですが、私達は販売者。販売者の目線でこの流れを考えてみると非常に参考になる部分が多いです。もちろんこのような自作自演の口コミをお勧めするわけではないですが、消費者心理を上手くついている一例と言えます。あなたのビジネスにも応用できる部分があるのではないでしょうか。

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