Jimdoの自作ホームページをかっこよくするために画像化された文字を多用した結果・・
本日はJimdoやWixなどの無料ホームページ作成サービスを活用してホームページを自作しようとされている、もしくはすでに作成されている方に絶対に知っておいて欲しいことをお話します。
JimdoやWixなどのシステムを使用する人のほとんどが、ホームページ作成初心者さんだと思います。私にも初心者だった頃がありましたのでお気持ちは非常によく分かるのですが、初心者にありがちな発想として、ホームページをやたら装飾したくなるというものがあります。文章だけだと殺風景に感じてとにかく画像を多用したくなってしまうんですよね。でも実は画像が見えているのって人間だけで、GoogleやYahooなどの検索エンジン(クローラー)はテキストしか認識できないんです。
例えば、あなたはこの写真を見て何を感じますか?
- キスしているのかな?
- 日本人というよりは、なんとなく外人さんっぽいな
- いい写真だな
- 男性も女性も黒い靴を履いている
など、この1枚の写真からいろいろ感じ取ることができますよね。しかし検索エンジンには上の写真が以下のようにしか見えていません。
<img src=”image/409.jpg” />
では、下の文字はどうでしょう。
- 派手だな
- インパクトがあるな
- ホームページ集客と書かれている
ということが私たち人間には分かります。しかし検索エンジンにはどのように見えているかと言うと・・・
<img src=”image/409-2.jpg” />
なんですね。文字であることに変わりはないのですが、それを”テキスト”で表示するのか”画像処理”して表示するのかによって意味合いが全く変わってくるということです。つまり「ホームページ集客」という文字が検索エンジンには認識されないため、誰かがGoogleやYahooで「ホームページ集客」と検索した時に検索結果として表示されません。
検索エンジンはHTMLタグを読み込んでいる
もしあなたが、あなたのホームページを特定のキーワードでGoogleやYahooなどの上位に表示させたいと思っているなら、基本的に重要なキーワードを含む文字はテキストで入力してください。
文字を画像処理することによって得られるメリットはインパクトで興味を引くことが出来るということ。なのでホームページ初心者さんが作るホームページにおいては、画像化した文字は要所要所に見出しやアイキャッチとして適度に使用することが望ましいです。
一部例外もあります。それはランディングページやキラーページと言われる形式のホームページです。商品を販売するためだけに作られた縦長のセールスレター型ホームページをそう呼ぶのですが、このランディングページは現在の検索エンジンに評価されにくく、SEOを意識してページを作成してもなかなか上位表示されることはありません。そのためアクセス集めの流れが通常のホームページとは全く異なります。すでにアクセスが集まる別のサイトにバナーを設置してアクセスを促したり、PPC広告などでお金をかけてアクセスを集めます。そもそも検索エンジン経由のアクセスを見込んでいないため、検索エンジンに読み込まれる必要がありません。それなら人間の見た目によりアピールできるデザイン性の高い画像処理された文字を使用したほうがいいじゃん、って。
しかしJimdoやWixなどで作成される初心者さんのホームページはランディングページのようなものではなく、一般的に言われるホームページだと思いますので、絶対に検索エンジンに表示されなくてはなりません。検索エンジンに表示されなければアクセスが一切集まらないからです。文字を画像処理しまくるのがどれほど危険なことか、お分かりいただけましたか?
P.S.
視聴者様から音声が聞こえ難いなどのご意見いただきましたのでマイクを新調しましたが、どうやら私のスピーカー環境では余計に聞こえ難くなってしまった感じです。いろいろ試してみますのでこれから数回は聞き苦しいことがあるかと思いますがご了承ください。