集客できる！アクセスが集まる！全体のわずか10%の記事を見つけるために試行錯誤する
記事1つ1つがブログへの入り口となる
まずはブログを階層に分けて見てみましょう。
実はブログにはいくつかの階層があり、一番下の階層となる記事がキレイに整理されています。イメージとしては「トップページ」という大きな箱の中に「カテゴリー」や「アーカイブ」といった少し小さめの箱があり、さらにその箱の中に記事1つ1つが入っているような状態です。このように整理しておくことで、記事の数が増えてきた時にでも比較的容易に見つけ出すことができます。
勘違いされている人がたまにいるのですが、あなたのブログに初めて訪れる見込み客はトップページではなく単一記事にアクセスしてくるということを忘れないで下さい。
いきなりトップページにアクセスされる場合もありますが、そのケースは稀です。すでにあなたやあなたの会社の存在、ブログの存在を知っている人は、あなたのブログを探すためのキーワードで検索するためトップページにアクセスしてくる可能性が高いですが、新規の見込み客は単純に自分の悩みを解決するためのキーワードを検索します。その際に検索エンジンの検索結果に表示されるのは単一記事になることがほとんどです。つまり、記事1つ1つが新規見込み客がブログへアクセスするための入り口になるということです。
集客できるブログの書き方としては、
- 見込み客（ブログに集めたい人）は誰かを考える
- その人がどんな悩みを持っているかを想像する
- その悩みを解決するためにどんなキーワードで検索するかを考える
- 実際にそのキーワードで検索された時に上位に表示させるために、キーワードを意識したブログを書く
という流れになります。多くの集客用のブログが集客できていない原因はここにあります。見込み客の悩みを想像し、キーワードを意識するということを絶対にしてください。
ただ・・どの記事がHITするかはやってみないと分からない
しかしキーワードを意識してブログを書いたからと言って必ず上位表示されるとは限りません。むしろ今の検索エンジンで狙ったとおりに上位表示させることは非常に難しいのが現状です。なぜなら、すでにあなたと同じキーワードを意識して書かれた良質なライバル記事がたくさんあるからです。
検索エンジンは検索結果のランク付けのために様々な要素を考慮します。コンテンツ（記事）の質はもちろんのこと、他のサイトからどの程度リンクをもらっているか、そしてそのリンクの質。さらにドメインの実績などなど、たくさんの要素から検索結果の順位を決めています。現状上位表示されているたくさんの記事よりもさらに上位表示されるような記事を書くことは容易ではありません。しかし無理ではないのです。
実はどれだけSEOに精通している人であっても、狙ったキーワードで確実に100%上位表示させることができるかというとそんなことはなく、全くのSEO素人が書いた記事が上位表示されているキーワードもたくさんあります。実際のところどんな記事を書けばHITするかなんて、その真相は誰にも分からないわけです。だからこそ、試行錯誤が必要です。
多くのブログに共通して言えるのですが、ブログの中にあるたくさんの記事の中で、上位表示を意識したキーワードで実際に検索され、上位表示されてアクセスを集めている記事は全体のほんの10%～20%程度。ほとんどの記事は全くアクセスを集めてくれません。要は上位表示されていないということです。例えばブログの中に記事が1,000あるとすると、新規のアクセスを集めてくれているのはその中の100～200程度でしょう。残りの800～900の記事は、ついでに読まれるか読まれないか、なのです。「なんて無駄な時間だ！」と思われましたか？
確かにそのような意見もあるかもしれませんね。しかし私はそうは思いません。90%の言わば”死に記事”は、アクセスを集めてくれる10%の記事を探すための試行錯誤なのです。先ほども言いましたが、上位表示を確実に狙っていくことはできませんし、狙ったキーワードとは少し違う角度からアクセスが集まったりすることだって多々あります。どの記事が実際にHITするかも分からないのですから、たくさんの記事を書けば書くほど上位表示の確率は間違いなく上がっていきます。
あなたの見込み客は誰か。どんな悩みを持っていて、その悩みを解決するためにどんなキーワードで検索するか。できるだけ具体的に想像してください。そのキーワードで検索した見込み客の悩みを絶対に解決してあげるんだ！という気持ちで、様々な角度から記事を書いてみてください。これがブログ集客には必ず必要な考え方です。
