2015-01-27
ホームページ制作者の伝えたい事は必ずしも顧客の知りたいことではない
売れるホームページは常にユーザー(ホームページに訪れる人)の目線で考えます。
まず真っ先にユーザーが何を知りたいかを考え、求められている情報をページに掲載していきます。
ホームページ制作時に多くの方がやってしまう失敗は、制作者の伝えたいことを押し付けてしまうことです。
「このページを見てくれ!」という気持ちでホームページを作ってしまうのは非常に危険で、
制作者側が「見て欲しい」情報と、ユーザーが「見たい」情報には大きく差があることを覚えておいて下さい。
例えば温泉宿のホームページを作成するとします。
その際、旅館のオーナーが見て欲しい情報が「当館のこだわりページ」であったとしても、
そもそもユーザーはそんなことよりも「宿泊料金」が知りたいかもしれません。
ホームページにアクセスしてまず真っ先に料金を見るユーザーは多く、
料金を見て安心した上で(自分の予算内であることは確認した上で)
別のページ(こだわり等)をじっくり見る、という行動パターンは大変多いです。
ユーザーが本当に知りたいページへたどり着くまでに少しでも迷ってしまうようなホームページは、
多くの潜在顧客を取り逃す可能性があることをお忘れなく。
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