ホームページを作れば勝手にお客が集まるという幻想を抱いている人が多い理由
■店舗を建てた大工さんに「お客さん来ないんだけど!」って言ったりしますか?
ホームページを作った次の日。
「電話が鳴りっぱなしになったらどうしよう・・・ワクワク、ワクワク」
念願のホームページを作成したある中古車販売店の店長は期待に満ち溢れていました。
ホームページを作りさえすれば問い合わせや注文があることが当然だと考えられています。
しかし無残にも叩きつけられる現実。
誰もホームページを見ていない。
当たり前なんですよ。
当然お問い合わせや注文も来るわけがありません。
ホームページを作成することでビジネスがネット上に存在しただけ
どうして ホームページ=集客ツール だと考えられているのでしょうか。
私なりに一つの答えを持っています。
それは、インターネットやホームページの普及率は急速的に加速しているのに、
ホームページに対するイメージが10年前と全く変わっていないことが原因だと考えます。
確かに10年前はホームページを作ること自体が集客に繋がっていました。
なぜならホームページを持っている企業が少なかったからです。
要はネット上にライバルがいなかったのです。
しかし現在はどうでしょうか。
小学生でも自分のWEBサイトを持っている時代です。
企業がWEBサイトを持ってるなんて当たり前すぎていちいち口に出すのがバカらしいほど・・・。
世界中の人口の数よりもWEBサイトの数のほうが多いのです。
そんな中に新たにホームページをポンッと作ったとして、それは一体誰に見られるのでしょうか・・・。
ホームページを作成することと、そこにアクセス(人)を集めることは全くの別物だってことに気付いてください。
WEBサイトを作成した後に、集客する努力が必要なのです!
あなたのビジネスが少しでもインターネットを使用するのであれば、
そして少しでもインターネットの必要性を感じているのであれば、
ホームページは持っていて当たり前のものなのです。
決して自動で勝手に集客してくれる魔法のツールではありません。